投資の行動心理学
2、3年前に購入した本であるが、当時の自分にとってかなり難しい本であったので
挫折していた。しかし、最近になって再度読み直したところ、この本はものすごくタメになった。
1.「重要なのはテクニックではなく、己を知ること。」
2.「テクニカルであろうと、ファンダメンタルズであろうと、トレーディングシステムや手法に従わなければ何も学ぶことはできない。」
3.「トレーダーはシステムよりも重要である。」
4.「なぜ間違いが起きたを考えるよりも、いかに間違いを正すかを学ぶ方が重要である。」
5.「損失を直視し、ふさわしい時に損失を受け入れない投資家は、莫大な損失を被ることを学びかねない。」
6.「マーケットで利益を得るための最も有効な方法は、トレンドに従って投資することである。」
7.「態度は、トレードの結果に直接的に影響する。」
8.「自分のトレードルールのリストを作り、週に一度読み返すこと。」
9.「PAM(自己暗示)はトレードの成功に役立つ効果的なテクニックである。」
10.「自分のシステムがポジション保持を指示したら、自分の衝動が何を言おうと、小さな利益を実現することを避けなければならない。」
11.「マーケットは感情によって支配されている。」
12.「最良のケースではなく、最悪に備えること。」
13.「マーケットは変化するが、成功するトレーダーの特質は変化しない。」
投資を始めた間もない頃は、何も分からずただただ、損失を出していた。
少しづつ分かり始め、自分の手法や理論が確立し始めた頃にこの本に出会えたのが幸運である。
投資の本質を付く本であり、普遍的なことが記されている。
成功しているトレーダーの共通点はトレンドに乗ること、自己鍛錬を怠らないこと、チャンスをものにすること。