おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ
サイゼリアに良く行くことがある。そして、美味しくて安いので社長の本でも読んでみようと
興味本位で読んでみたらかなり勉強になる部分が多かった。
やはり、人と違った考えを持っている人は成功者になるようである。
「不思議なもので大ピンチになった時の方が正しい経営判断ができる経営者は多い。」
事象を観察するときは、なぜそうしたことが起こったのか?と考えるだけでなく
なぜ自分はそう思うのか。と何回も自問すること。
こういう考え方を習慣にすると見えなかったことが見えてくるという。
「商売とは、誰かの役に立つことだ。」
これは本質だと思う。
誰かの役に立つということは商売のチャンスがいくらでもあるという図式ができる。
この基本原理をいつも指針として行動していればおのずと成功できるのではないだろうか。
「よく成功体験から学ぼうとする人がいるが、成功とはほとんどの場合はまぐれみたいなもので、そこから何かを学ぶのは不可能に近い。失敗を繰り返し、その経験から学んでこそ、成功に近づける。」
確かに、物事が成功した場合、できたということだけが残る。
なぜ成功したのかを分析しても後付要素が強いだろう。
へこたれない精神と何回もチャレンジする行動力があって初めて物事が進むのではないだろうか。
「問題点を正しく把握するには、何々が問題だ、と考えるのではなく、なぜ自分はそれを問題点だと感じるのか、と考える習慣を付けることだ。」
物事をロジカルに考えるくせは必要だ。
何が問題なのか、どこが原因なのか、物事の本質が見えて初めて改善ができる。
この点はトレーニングしていきたい。
「能力を左右するのは経験。」
仕事の能力を左右するのは、知識が2割、経験が7割、経営哲学の理解が1割だと言う。
やはり一番は経験である。
経営者になるということは仕組みを作っていくことなのかと思う。
いかに効率の良い仕組みを作り、全員が満足の行く環境作りが欠かせない。
仕事をするのか作業をするのか、実に奥が深い。