個人投資家

経済的自由と精神的自由の両方が揃って初めて、幸せな生き方ができる。

将来、お金に困らないためにしておきたい17のこと

本田 健
大和書房
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本田健さんの本です。去年の本ですが、いつもながら勉強させられますね。


お金との付き合い方には3つある。主人になる。奴隷になる。友達になる。

お金と友達になるという発想はなかった。お金と上手く付き合っていくには、思いやりが必要だと思います。



人生は、自分が何かを求めて行動をかえることからしか、変えられない。

普通の人と同じように考え、同じ様に生活していたら、お金に振り回される人生になる。

自分の生活習慣や考え方、行動をすべて少しづつ変えていくことによって初めて人生が変わっていく。



複数の収入源を持つこと。

このご時世、大企業や一部上場企業に勤めていても安心はできない。

いつ自分が切られる運命にあるかなんて分からない。

大企業だからってそれにあぐらをかいて会社の給料のみに頼るなんて自殺行為だと思う。

いつ切られる順番が回ってきてもいいように、最低限の収入は他に確保しておいた方が良いと思う。



複数の収入を複数の国で持つ。

日本国内での複数の収入を考えていくと、そのうち海外の収入も考えておいたほうが良いということになる。

日本は潰れないなど絶対ではないし、預金封鎖の情報もちょこちょこと出ている。

円だけで資産を持つのは危険だし、収入もそうだろう。

英語ができないからとかなんて言ってられない。



人生のチャンスまで切り詰めないこと。

節約は大事だ。

ただし、時間とお金は限られている中でこれは!というものはお金がない状態でもやるべきだ。

使う所と使わない所の明確な基準を自分の中に持っておくと良いと思う。

そこにはお金基準ではなく、直感力というのが私の中で一番大事だと思っている。



資産と負債の違いを明確に理解しておく。

個人投資家を長く続けるにあたって、基本中の基本だと言える。

ただし、これも明らかに分かっている事以外に自分の中でこれは資産にするとか負債にするなどの明確な基準が

人によって若干違うものがでてくると思う。例えば、家や車など。

金持ち父さんの本では負債であるが、これは千差万別なのではないかと思う。

大事なのは自分の中で明確に基準を儲けること。そしてブレないこと。



お金持ちになれる人はリスクを取れるかどうか。

お金に縁のない人はリスクを一切取らないと思います。いや、取れないといった方がいいかもしれない。

しかし、リスクを取らないことが実はリスクだったということが真理だと思う。

ダーウィンの進化論でもあるように、「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ。」

これは言い換えるといかにリスクを取って自分を変えていけるかどいうことではないだろうか。

時代はどんどん流れていきます。変化に対応できないものは取り残されるのは当たり前ですね。



私がビジネスをやるとしたら、いくらぐらい出してくれますか? 基準。

1つの指標として、なるほど!と思った。

いかに自分が評価されているのかされていないのかが明確に分かる。

自分は投資対象としてどのくらいの価値があるでしょうか。




私は現在会社員であるが、私の業界も変化の時を迎えている。

変化に対応出来ない人は辞めていったり、そのまま継続して今の業務を行っていたりする。

確かに、新しいことをするとか、変化するのはストレスがたまる。

これはストレスを感じるようにできているらしい。

だからといって、変化しなければ未来はないんだと思う。

厳しいかもしれないが、その中で楽しく生きるようにしたい。

だって、人生は1度切りだから。