マーケットの魔術師 エッセンシャル版--投資で勝つ23の教え
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つい先日、沖縄へ旅行にいきました。
飛行機の中で読破したこの本はトレードの大事な部分を選別して記載してある本。
Fxトレーダーとして、何度も読み返して忘れないようにしないといけない。
今回の気づきをまとめる。
「トレーダーは自分の信念や才能にフィットした方法を選ばなくてはならないというのが根本的なポイント。」
自分のやり方は他人には教えられない。
結局、どんな手法を習ったとしても自分のやり方にカスタマイズしていかなければずっと勝ち続けられるトレーダーにはなれない。
ちまたで売ってる手法をそのまんま使って勝ち続けることはかなり厳しいかと思う。限りなく0に近いかと。
「あなたの取引の前提が間違っていたと気づかせるレベルに、ストップ注文を設定すべきだということ。」
これくらいにストップをおこうなどと安易に決めるものではない。
自分はこれくらいなら許容できるであろうと思う値にストップおいてはいけない。
マーケットに合わせてストップをおくこと。
マーケットはトレーダーの許容できる範囲などは気にしていないのだから。
「トレーディングは確立の問題だ。最良のプロセスであっても、かなりの確立で負ける。」
今回は何勝何敗だ。などという勝敗はトレードでは必要ない。
TOTALで勝つということに前提をおいておく。
経験的に、トレードはほぼ負けることが前提でトレードしている。
その中で、大きく伸ばせるトレードのみに重点をおいて取りに行く。
トレードはなんというか退屈な作業。だけどおもしろいという矛盾。
「失敗したとき、人は必ず気が動転する。すぐに取り戻そうとするトレーダーがほとんどだろう。より大きな取引を考える。損失を一気に取り戻そうとすると、まず失敗する。」
私もよくやっていた。
負ければ負けるほど、周りが見えなくなり、ポジションをドンドン取っていく。
だいたい負けるのだが。
しっかり戦略を練ったトレードでも負けるのだからよく分からずトレードすればもっと負ける。
負けた場合、ひとまず深呼吸してトレードしないのが吉。
だって、トレードしなければ資金が減ることはないのだから。
「トレーディングで成功している人は、長い間に状況に応じた変化をしている。」
トレード手法をずっと変えずに勝ち続けている人は極稀であろう。
自分を取り巻く世界の方が変化しているからだ。
手法は特定の時間やマーケット状況において使えるもの。
前と同じことをしているのにうまくいかなくなって困ってしまう。世界の方が変わっていることに気づかないから。
たえず、自分を変えていくことが勝ち続ける唯一の方法だ。