「東の大富豪」の教え ユダヤを超える「成功の本質」
経済界
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正直、この本はかなり面白かった。夢中で読んだのですぐ終わってしまった。
この著者のブログを調べたが、更新が止まっていた。
別のブログに移動したと書いてあったが、どこに移動したのかがわからなかった....残念
「成功したいと願う人にとって本当に必要なことは、他の人には決してマネのできない、あなただけに通用する成功法則を知ることなのです。」
確かに、万人に通用する成功法則などは無いかもしれない。真理みたいのはあるかもしれないが。
自分が今まで経験してきたこと、スキル、人脈は皆一人ひとり違う。
自分の個性を活かしたことを前提に人生を構築していかなければならないなと実感した。
「ほとんどの人たちが本当に挑戦したいことをないがしろにして、望んでいない事柄に多大な時間とエネルギーを費やしている。」
私も、サラリーマンをしている以上、やりたくないことは多々ある。
本当に自分の好きなことをした場合はストレスもないし、むしろワクワクしてやるだろう。
それが仕事だったらと考えると幸せのサイクルは間違いない。
その環境を構築するためには投資家になるしかないと自分は思う。
「あなた自身が1つのブランドになること。」
自分自身にしかできないこと。自分自身の強みを昇華していくことが生きていくための1つのスキルだと思う。
そのためには自分自身のことを深くわからなければならない。
自分の強みってなんだろう?人に聞いたり、自分と会話して自分の好きなことを考えていくのが良いと思う。
オンリーワンになること。
ナンバーワンを目指していれば、永遠に自分の番は回ってこない。
「人生展開形の成功者が圧倒的に多い。」
日本の成功者は目標設定型が多いという。
だが、海外に目を向けると人生展開形の成功者が圧倒的に多いみたいだ。
最初から目標を決めずに、偶然の出来事、予期しない出来事に最善を尽くして、それを積み重ねてキャリア形成をしていく。
意味のある偶然の一致を見つけ、自分の人生を展開していく。
私はやはり、ハイブリット型だと思う。
目標はある。個人投資家だ。
だが、それに向かって行く最善の道筋はわからない。とにかく行動していく。
その際に、起きるミッションに全力で向かっていくことが良いのではないかと思う。
「あなたはなぜ、成功してないのか。」
・好奇心に乏しい:興味の幅が狭い、偶然が起きても気にとめない。
・忍耐力がない:1度や2度の失敗ですぐ諦めてしまう。
・物事が悲観的:自分には出来ない。達成できないと考える。
・柔軟性に乏しい:信念・態度・行動を状況に応じて変更できない。
・リスクを恐れる:結果が確実でないと行動を起こせない。
・自分に素直じゃない:自分が本当に好きなことに挑戦しない。意図的に無意識的に気づかないふりをしている。
この5点をいつも確認すること。
「人生にはバランスが必要。」
お金、健康、人脈とどれか1つに突出していてもダメだ。
全てバランス良くできていないとどこかで不均衡が生じる。
世の中すべて、バランスが命ではないかと思う。
「物事の原因を作っているのは自分自身。」
自分の内面の想いや思考が強ければ強いほど、その影響が必ず現実になって外面に現れるという。
自分の行動が他の人に影響して返ってくる。まわり回って。
全て自分で引き寄せているということを忘れてはならない。
人のせいにすることは論外である。
「自分が望む事柄を実現していくには、結果ではなくプロセスに焦点を当てることが大事。」
結果のみに執着していると心が不安定になり、柔軟性を欠くようになる。
そのうまくいかないことがクローズアップされ、現実として引き寄せられるという。
簡単に言うと今をしっかり生きることだと思う。
「成功したいと願いながら、心の底では変化を望んでいない。これが私達が成功できないもっとも多きな原因です。」
これは、人間の本能でもあると言える。人間は、安定感を求めるというものです。
その中で不安定感も求めないと退屈してしまう。
変化を受け入れて成功を恐れない。心の強さを身につけられるようになれば、次々と起こってくる新しい展開に動揺することなく、チャンスをつかめるようになってくる。
「本当の成功とは、もっとスムーズに選ぶもの、あなたのユニークな部分を生かして独自のパターンで成功していく。」
人がやってるから自分もやるのではない。自分の成功のパターンを自分で見つけていく事が大事。
「しがみつくと、不思議とそれ以上増えていかなくなるのがお金です。」
意味のある偶然の一致が、ある1つの結果に執着したとたんに起こりずらくなるのと一緒。
あまりに執着しずぎるというのもいけない。
手放すというのも大事。
この本にはフォーチュン・メンタリティーという概念が出てくる。
かなり、面白い概念で自分も取り入れようと思う。
興味があれば、ぜひ読んでみたら良い本の1つだ!