富者の遺言
富者の遺言 (Sanctuary books)
posted with amazlet at 14.06.27
この本は物語形式であるが、お金のことについて、良い気づきを与えてくれる本である。
さくっと読めて、すーっと頭に入ってくるので自分にとっては良本であった。
1.「人にはそれぞれ自分が扱えるお金のサイズがある。」
2.「お金を扱う能力は、それを扱う経験を増やしていくことでしか、伸びない。」
3.「お金はその人を移す鏡。」
4.「君にお金を運んで来てくれるのは、絶対に自分以外の他人なこと。」
5.「人を信用できなければ、信用を得られない。」
6.「君が相手を信じられない場合、相手も君を信じてくれないだろう。信用がお金に変わるのなら、信じてくれる相手がいるだけでそれは財産なんだよ。」
7.「お金に所有者は存在しない。」
8.「価値を見極める力とは、相手やモノを信用できるかどうかを見極める力だ。」
9.「お金はその器を持っている人の元に集まるんだ。一億円の器の人には一億円が、一千万円の器の人には一千万が集まる。」
10.「お金とは信用を見える化したもの。」
お金について、気づくことはすごく大事なことだと思う。
日本の教育ではお金に関して、大多数の人は誰も教えてくれないだろう。
お金の性質については自分で勉強して気付いていくしか無い。
お金は信用を具現化したものであるというのは、今思えば良く分かる。
その人の年収はその人の信用力である、年収を増やしたいなら信用力を高めること。
そして、それは自分を高めていくしかないということである。